内容証明文例 | 不倫・不貞行為などの慰謝料請求

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不倫・不貞行為などの慰謝料請求書


内容証明文書の文例として、不倫・不貞行為などの慰謝料請求書の例を示します。

不倫・不貞行為などにおいては、配偶者か、配偶者の不倫・不貞行為の相手へ内容証明を送付します。
内容証明の内容は、
(1)不倫・不貞行為の事実の明示、(2)不倫・不貞行為を直ちに辞めること、(3)不倫・不貞行為に関する慰謝料請求
(4)請求に応じない場合は法的措置も辞さないこと 等が一般的です。
この中で、現状がどんな様子であり、依頼者の方が、今後どうしたいのかによって、内容証明の文面も変わって来ます。

「全く知らない」と言い逃れをされる可能性があるような場合は、内容証明を送付する以前に、証拠調べを行った方が良いでしょう。
既に、相手が、不倫・不貞行為の事実を認めている場合は、(1)に関する記述の多くは省略しても良いでしょう。
その過程において、「催促状」や「督促状」のような名前で再請求を行っていきます。
また、内容証明の後、依頼者の方が、どうしたいのかの御意思(例:とにかく一度会って協議の場を持ちたい。or 会いたくない。)
によっても、内容証明の文面方針は大きく変わって来ます。

当事務所におきましては、状況の把握とお客様のお気持ちを十分確認した後、どのような方策が良いのかを総合的に考え、アドバイスをさせて頂きます。内容証明の文書作成は当事務所で行いますが、必要に応じて、探偵事務所の紹介や弁護士の紹介もいたします。

内容証明を送付の後の法的な手段としては、通常の訴訟のほか、少額訴訟支払督促民事調停などの法的措置を取る方法もあります。
内容証明は、このような後で行うことになるかも知れない法的措置の証拠とするために作成する意味もあります。
従って、文面は 相手だけではなく、裁判官にも理解してもらえるような内容にしておくことを想定して作成するのが良いでしょう。

内容証明郵便は一定の形式が決まっており、以下の場合は、1ページあたり、20字×26行以内で作成しています

内容証明文書は、通常3部(送付用、発信者控え用、郵便局控え用)作成し、郵便局で確認処理してもらった後、封筒に入れます。


※下記、売掛金支払い請求の文例は、一般的な例を示すものです。
実際に内容証明を送付する場合には個別の状況・事情に合わせた文書を作成する必要があります。従いまして、
下記文書を利用したことによる不利益は一切当方では責任を持てませんのでご了承ください。

              慰謝料請求書              

  私は○○○○の妻ですが、この度、夫よ

り、貴殿が私の夫と○年○月頃より、不貞

関係を続けていることを知りました。

 つきましては、今後、いかなる理由にせ

よ、夫との交際、交信を中止するよう申し

入れるとともに、貴殿のこれまでの行為に

より受けた精神的苦痛に対する慰謝料○○

円を請求いたします。

もし、上記の要求に応じられない場合には、

法的手段をとりますので、御承知おきくだ

さい。  

平成○○年○月○日

  住所

                     氏名              印

  相手方住所

    ○○○○  殿


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