資産とは、将来利益をもたらす財産のことです。
例えば、資本金100円を元手に資産100円のものを購入します。
これは、120円で売れるとあなたが判断したからです。
つまり、この100円の資産は、将来20円の利益をもたらす財産です。
このように計画通り、利益をもたらす資産ばかりなら良いのですが、時には目論見が外れ、一向に利益をもたらさない資産が残ってしまいます。
このような資産を「不良資産」と言います。
負債とは、マイナスの資産のことです。他人の資産でもあります。
資産を購入する際、自己の資本だけでは足りない場合は、負債で資産を購入します。
この意味で、負債のことを他人資本(資産を購入するための他人から借りた元手)とも言います。
なお、会社は、この利益の蓄積の一部を元手を出した人に還元することを配当金と言います。