社内業務の文書化は大切なことです。「報告連絡相談」から。
「以前、社内での打合せをした事項がいっこうに進んでいない」、
「従業員から業務に対する改善意見が全く出ない」、
「何度言っても徹底できない」「部下から報告や相談がない」等。
中小企業でよくある問題です。
このような問題の解決方法のひとつとして、「文書による指示や連絡の習慣付け」があります。
と、言っても、「当社では、言っても誰も文書を書かない」とおっしゃる経営者の方。
「書かない」のではなく、「書くように」仕組みづくりを行っていくことが大切です。
例えば、
●打合せを行う場合には書記を決める。書記は必ず打合せの結果(決定事項の内容、実行責任者、期限など)を文書で作成し、
議長や責任者の内容確認を得た後、必要部署へ配布する
●社内規定で「○○の場合は、××を文書でせよ。」と決め、文書の作成、提出を義務化する。
この場合、業務の性格上、様式を統一した方が良い場合は、文書書式を併せて作成する。
●「文書作成要領」を作成し、社内で文書を作成する場合の基本的なルールを明示する
●非定型の業務において、とにかく報告や相談が少ないような場合には、
報告をする為のフォーマットを用意するのも一策です。
「些細なことでもこの用紙を使って報告連絡相談を行え」と文書での更新を促進させます
以下は「報告連絡相談」の為のフォーマットの(例)です
(WORD様式) 報告連絡相談用紙(ひな形)