契約で最も大切なこと

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井藤行政書士事務所
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「契約で最も大切なこと」は、なんでしょうか?

「契約で最も大切なこと」は、なんでしょうか?

立派な契約書を作ることでしょうか?
法的に抜かりなくかつ、自社に有利な契約書を作ることでしょうか?

もっと大切なことがあります。 それは、・・・


誰と契約するかです

契約で最も大切なことは誰と契約するかです

どんな立派な契約書であっても、「契約書を全く守る気のない無法者」の前では、極めて非力です。
有能な弁護士に依頼すれば、裁判で勝訴できるでしょうが、裁判で勝ったとしても、そこからまた、
無法者から、損害賠償の資金を回収することは困難であり、時間もお金をかかることが通常です。

また、自社にとって目的を達成するための契約書を作成することは大切なことであり、交渉においても、
自社の意思と異なる内容で、安易に妥協すべきではありません。もっと良い方法を考えるべきです。
しかし、そのことと、「自社が相手に対して有利になり、相手が自社に対して不利になること」とは次元が全く違います。
自社有利相手不利になることに注力して契約書を作成しても、けっして契約本来の目的を達成の近道にはなりません。
そもそも極端に自社有利相手不利な契約書に従う相手は、極めて非力かあるいは愚かである可能性が強いと思われます。なぜなら、有能で力もあるような相手がそんな契約に乗るとは通常は考えられないからです。
あなたの思いを実現するための大切な契約する相手として、そんな非力な相手で良いのでしょうか?

大切な契約は、共通の目的の為に、当事者同士が出会い、新しい関係を創造して行くためのものです。
したがって、契約で最も大切なことは、良きパートナーと、共通の目的の為に、
互いの力を出し合っていくことです。

二流の相手との交渉は有利不利に終始し妥協せざるを得ないかも知れませんが、
一流の相手との交渉では、互いに安易に妥協なく、契約本来の目的達成追求のため知恵を出し合う交渉を
行うものです。そんな相手と創造的な契約をしましょう!


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